業界のトップを走り続けるプロの写真家とともにおこなった 10 年以上に渡る研究を基に誕生した Exposure 7。フィルム撮影でしか出せなかったアナログ感と繊細なニュアンスを、デジタル画像に吹き込みます。ハンドクラフトのような、世界にひとつだけのオリジナルテクスチャーを作品に追加して、デジタル画像であなたの世界を表現できます。
古き良き暗室の中で現像されたアナログ作品のもつ雰囲気を復活すべく、わたしたちは、アナログ撮影の現像ツールと歴史を 10 年もの歳月をかけて研究してきました。Exposure 7 を今までなかった理想のクリエイティブツールにしたい。そんな想いから、現在は廃版となっている色やモノクロフィルムの調査から、暗室テクニックの詳細に渡る科学的な分析まで徹底的に調査し、開発した Exposure は、あなたのアートに対する考え方や自己表現の方法に新たな可能性をもたらすことでしょう。
効果使用例を表示写真を撮影する方なら誰でも知っている、「美は細部に宿る」。Exposure 7 を開発する際、いちばん大切にしたことばはこれでした。Exposure の 1 つのプリセットは、いくつもの小さなエフェクトがお互いに作用しながら、全体としてまとまりのある効果を作成しています。例えば、 Exposure の粒子は、他のソフトウェアで描画されるようなデジタルの斑点とは違って、綿密に調査されたリアルなものです。 実際の粒子のように凝集していて、中間調でもっとも強くなります。微妙な詳細を再現するため、現存するフィルムを使って実際にテスト撮影も行なっています。廃版になったフィルムについては、写真の保管資料を活用し、より重要な部分ではそれらを作成したプロフェッショナルに支援を受けました。また、フィルム粒子の特徴を正確に掴むため、長時間に渡り顕微鏡を用いてフィルム粒子を研究いたしました。その結果、Exposure 7 は、広範囲なダイナミックレンジに渡り、均等かつ正確に粒子を描画することに成功いたしました。
しかしこれは、素晴らしい技術のほんの一部に過ぎません。Exposure を開発するにあたって今回わたしたちは、技術面だけでなく、後世まで名が残るほど有名な写真家の、芸術に対する情熱と精神を大切にし、また参考にいたしました。フィルムの仕上がりとタッチに対する彼らの感性は、技術的な特徴はもちろん、今回プリセットにも織り込まれています。だから微妙な効果をほんの少し加えるだけでも、Exposure 7 ならリアルなタッチの表現が可能なのです。一部の効果は非常に繊細で、はっきりとそれに気づく人はいないかもしれません。
上図は、フィルム粒子の研究中に撮影された顕微鏡写真です。左から Kodak TRI-X 400、 Fuji Velvia 100、 Ilford Delta 3200 です。
カラー 退色
ポラロイド
プリント
ヴィンテージ
スライド
赤外線
ローファイ
ローファイ (クロスプロセス)
Polapan
ポラロイド 55
ヴィンテージ
赤外線
ローファイ
ぬくもりや柔らかいタッチ、フィルム粒子の持つリアル感の再現を可能にするプリセットを 470 以上ご用意し、イメージ通りの現像をかんたんに開始できるようにいたしました。Exposure は、コダクローム、ポラロイド、Panatomic-X および GAF 500 などのクラシック フィルムを正確にシミュレートします。あなたの感性を刺激するようなプリセットを見つけたら、好みに合わせて調整してください。できあがったら名前を付けて、新しいプリセットとして保存しておきましょう。あとで何度でも利用できます。
チュートリアルを表示Exposure 7 はどのようなワークフローにも対応しています。Photoshop、および Lightroom にプラグインとして統合する以外にも、新しくなったベーシックコントロールパネルと高速処理機能で、スタンドアロンアプリケーションとして使用しても美しい仕上がりに変わりはありません。
スタンドアロンアプリケーションとしても活用できる Exposure 7 は、あらゆるメーカーの多岐に渡るカメラで撮影された RAW ファイルに、幅広く対応いたしました。もう RAW ファイルを TIFF や JPEG に変換する必要はありません。
スタンドアロンアプリケーションとして使用する Exposure 7 では、RAW ファイルの非破壊編集が可能になりました。編集作業に没頭しても、オリジナル画像はそのまま大切に保管されます。
Exposure 7 に新しく設置されたフォルダパネルから、ファイルを直接参照して、そのまま編集作業を行うことが可能になりました (スタンドアロンアプリケーション時)。フォルダ内にある複数ファイルの閲覧も編集も同じユーザーインターフェースで完結し、効率的なワークフローを実現いたしました。
同じくスタンドアロンプリケーション時の Exposure 7 に、[切り抜きと回転] パネルを新しく設置。微妙な傾きの修正が可能になりました。
オリジナルフィルムストックを忠実に再現した、次の 12 のカラーフィルムプリセットを新しく追加いたしました:
・カラーフィルム:
Kodak Portra 160
Kodak Portra 400
Kodak Portra 800
Kodak Gold 100
Kodak Gold 200
Kodak Ultra Max 400
Fuji Pro 800Z
Fuji Superia X-TRA 400
Fuji Superia X-TRA 800
・モノクロフィルム:
Kodak BW400CN
Ilford XP2 Super 400
Kodak T-MAX 400
Exposure 7 には、太陽フレアのような光量が表現できる新しい効果と、世界的に著名な写真家、Lara Jade 氏, Parker J Pfister 氏そして、Fundy 氏の資料から提供されたビンテージ風のボーダーが新しく加わりました。もちろん、じぶんでカスタムしたボーダーやテクスチャーをインポートして、複数のパソコン間で共有して使用することも可能です。
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